2003年度のプロジェクト 


今年度、沖縄産学官共同研究推進事業として
「食品循環資源の飼料化装置の実用機器開発と資源化循環型畜産システムの構築」を実施しています。

その中で今年度設定した項目としては、

 @低コストで安定した生ごみ飼料化装置の開発
 A肉質、肥育効率等を考慮した再生飼料の適切な給与方法の研究
 B安定的かつ効率的な生ごみ回収の仕組みづくり        

  
   ★2003年度にスタートしてこれまでの状況をご紹介したいと思います!

  
2003年度は豚を50頭肥育
   前年度に続いて同じ養豚農家の方にお願いして、今回は9月から20頭、12月から30頭の肥育をスタートさせ    ました。
    1室に10頭ずつと、ゆったりとしたスペースで肥育しています。床にはオガクズを敷いています。

        

豚にも安全で栄養のあるエサを食べてほしい!

今回は同じ環境条件で、配合飼料を与えた豚と生ごみ飼料を与えた豚とで成育や肉質の違いがでるかどうか比較しながら肥育をしています。
現在販売されている配合飼料はとうもろこしなどの穀物を使用した輸入品が主です。
このプロジェクトでは、賞味期限がきれた(といっても品質管理上廃棄される食品がほとんどで見た目は新鮮そのもの!)食品残さを利用して生ごみ飼料を作成しています。
スーパーや食品工場から排出される生ごみ残さの組成を見ながら専門家の先生と一緒に、豚の成長にあわせて栄養価のある飼料レシピを2種類作成しました。
豚の食いつきはよく、配合飼料を食べている豚も生ごみ飼料を食べている豚も体重の増加量の差はあまりありません。

        

美味しいエサ作りは1日にしてならず!?

今年度の一番の目玉は飼料化装置の開発です!
県内で堆肥化装置等を製作しているメーカーさんの協力により、
市場調査と実際の使い手の意向を盛り込む形で計画をすすめました。      
今回の特徴は燃料に廃食油を利用しているところです。
また、発酵飼料の作成もできるように密閉できる設計、そして温度調整も
可能な制御版も取り付けました。
12月から試運転をはじめていますが、問題点をひとつひとつ改善しながら
試行錯誤で製作中です。みなさんへのお披露目までもう少し!


生ごみ飼料豚と配合飼料豚、貴方はどっちの料理ショー!?

2004年の1月に前年の9月から肥育していた豚を出荷しました。
格付けの結果をみると、なんと生ごみ飼料を食べた豚のうち3頭に「上」の格付をいただきました!
これにはプロジェクトメンバーもびっくり!
事務所の近くのお肉屋さんに特別に見ていただくと「いいお肉だね」とお墨付きのお肉になっていました。
まだ皆さんの食卓に並ぶまでにはいたりませんが、そのうち安全なお肉をご提供できればと思っています。


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