ごみチェックに減量効果!
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「ごみ減量ネットワークなは」は、会の発足以来、家庭から出るごみの量を一定期間計り続ける「ごみチェッカーズ」を募集しています。この活動は、各家庭か ら出るごみの量や組成を調べることで自分の出しているごみの実情を知り、減量への意識と行動を促すことが目的です。小学校での買い物ゲーム経験者による 「チェッカーズJr」を含め、これまでに268世帯、延べ1,225人の方が参加してくれました。改めて感謝申し上げます。
 注目したいのが、各家庭のデータを集計すると、ごみを計り続けることでごみが減り始めたという事実です。1人1日あたりの排出量が、1週間目では約 1,155gだったのが、4週目には約665.4gと、第1週に比べ約40%のごみを減少させています。

 ごみチェックは「可燃ごみ」、「不燃ごみ」、「資源ごみ」のさらに詳細な分別で収集日ごとに計量し、1ヶ月調査し続けました。
 ごみの組成では、生ごみの重量の占める割合が21.4%と比較的大きく、生ごみの資源化での減量効果が期待できますが、1ヶ月の調査において生ごみの排 出量にほとんど変化がないことを考えると、市民が減量を意識しても資源化のシステムを作らない限り減量は達成しづらいことが示されました。加えて、容器包 装リサイクル法の対象であるペットボトルやトレイ、現在可燃ごみに含まれている紙箱など、その他紙類を収集し、資源化することも課題です。
 このチェッカーズによる家庭ごみ調査結果から、ごみの排出量を意識するとごみ減量につながる環境がつくられることがわかります。
 「チェッカーズ」は随時募集中。皆さんも自分の出すごみの現状を知り、減量へのステップを踏みませんか?ご希望の方は、ごみ減量ネットワークなは事務局へ。


「ごみ減量ネットワークなは」の活動

 環境教育、生ごみを活かすデー及び生ごみワークショップ以外の「ごみ減量ネットワークなは」の今までの主な活動と今後の予定は、次のとおりです。

生ごみ循環システムづくり
 有機農家、畜産関係者、有機肥料メーカー、飲食店などが連携し、生ごみ資源化の仕組みづくりを検討中。今後、モデル回収・資源化の実験を行う予定。
オフィス古紙回収システムづくり
 古紙回収業者、商工会議所との連携により、事業系古紙回収・資源化ルートを検討中。
 今後、事業所アンケート調査の実施、古紙回収モデル実験を行う予定。
ごみゼロ商店街プラン
 販売店主などでじんぶん会議を開き、商店街のごみ減量について意見を出し合った。今後、商店街での共通エコバック作戦や、エコスポットをモデル設置し、空き缶、ペットボトル、生ごみ、ダンボールなどの資源回収を予定。
ごみ減量ネットワークなは会員拡大
 広報活動や講演会、ワークショップ、など様々なイベントの開催を通して、会員募集をおこなってきた。今後もひきつづき会員を募り、ごみ減量のために行動する人のネットワークを拡げる。

〜市民の知恵と力を寄せ集め、ネットワークでごみ減量を達成させて行きましょう〜

会・員・募・集!
 「ごみ減量ネットワークなは」では、会員を大募集しています。ごみ問題に関心のある方ならどなたでも大歓迎。会員には毎月会報をお届けし、会が主催するごみ減量に向けたイベントや講演会、懇親会などのニュースをお伝えします。
 年会費は、市民会員530円(ゴミゼロ)、事業者会員5,300円(ゴミゼロ)。
 お問合わせ・申し込みは、事務局(沖縄リサイクル運動市民の会内)
098-886-3037

※この広報誌は沖縄タイムス販売店のご協力により約5万世帯に配布されています。

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「ごみ減量ネットワークなは」とは?−広報誌「してぃらんど・那覇」−ごみ減量のために

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