※「してぃらんど」とは沖縄方言で「捨てないよ」の意。 地域の生ごみを堆肥化で減量
去る二月二十四日の「生ごみを活かすデー」に、たくさんの市民が生ごみを持って那覇市赤嶺の「モスバーガー那覇金城店」(新垣茂オーナー)に集まりました。
同店には生ごみを堆肥化する大型処理機が設置されており、普段は店から出た生ごみをここで堆肥化していますが、その日は一般の市民にも呼び掛けて「生ごみ収集実験」を行ったのです。 寒風が吹き付け、時おり小雨がちらつくあいにくの天気でしたが、それでも会場は子ども連れのお母さんたちを中心に、たくさんの人でにぎわいました。その数約六十家族。集まった生ごみは四〇キログラムでした。生ごみを持って駆けつけてくれた方は、近郊の小禄に住む市民だけではなく、三原、識名、首里地区から参加した家族も。 参加者は、まず持ち寄った生ごみを計量し、次にビニール袋などから生ごみだけをバケツに分別します。ある程度たまったら、生ごみは次々と処理機に入れられました。
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